


むし歯予防をしよう
こんにちは。
リハビリテーション科に所属している歯科衛生士です。
新年度に入り新しい環境での生活が始まった方が多くおられるのではないでしょうか。中には、一人暮らしを始められた学生さんや新社会人の方もおられるかと思います。この時期は、一人暮らしにより特に食生活が変わりやすく、むし歯になるリスクが高くなる時期でもあります。
そこで、今回はむし歯予防についてお話しさせて頂きたいと思います。
さっそくですが、むし歯はどうしてなるのでしょうか。
それは「プラーク(歯垢)」という歯の汚れが原因でむし歯になってしまうのです。むし歯菌は糖を好むため、食べ物や飲み物を摂取することで菌が増殖しプラークが作られます。そのプラークは糖を分解して酸を出し、歯を溶かしていくことでむし歯になっていくのです。そのため、プラークが歯に付着したままだと、どんどんむし歯が進行していくことになります。
そのため、歯磨きは大切なのです!
そこで、歯磨きの他にもむし歯になるリスクを軽減するために、私が意識していることを2つ紹介させて頂きたいと思います!
1. 間食はだらだら食べずに、時間を決めて食べる。
お菓子やジュースなどは砂糖がたくさん含まれています。だらだら食べたり飲んだりしていると口の中が酸性になる時間が長くなり、むし歯になるリスクが高くなります。
これを防ぐために、例えばですが15時に1回おやつやジュースを摂取したり、ペットボトルのジュースは時間をかけて飲まないようにコップに入れて飲むなどの習慣を付けると、むし歯になるリスクを減らすことができます。そうすることで、糖分の摂取を抑えることができ、むし歯予防だけでなく生活習慣病の予防にも繋がります。また、むし歯予防になるキシリトールを使用されているガムや飴などを代用してみるのもおすすめです。

2. 1日1回、フロスを歯の間に通して汚れを取り除く。
むし歯の中で、歯の間でむし歯になっていることが多いように思われます。
歯の間の汚れは歯ブラシだけでは取り除くことができません。
フロスを通すことで効率良く歯の間の汚れを取り除くことができ、歯の間のむし歯予防に効果的です。
歯ブラシと併用することで歯の汚れの除去率が上がります✨

私が意識しているこの方法の他にも、むし歯予防ができる方法はいくつかあります。日常的なセルフケアももちろんですが、定期的に歯医者さんで歯科検診を受けることも歯の健康を守るために重要なポイントになります!
ぜひ、参考にしてみてください。
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