
医師 募集要項
就業場所 | 公益社団法人 益田市医師会立 益田地域医療センター医師会病院 |
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所在地 | 〒699-3676 島根県益田市遠田町1917番地2 |
開設者 | 公益社団法人益田市医師会 会長 大畑 力 |
管理者等 | 院 長 齊藤 洋司(麻酔科/島根医大卒) 副院長 五十嵐 雅彦(外科/島根医大卒) |
募集診療科 | 一般内科・消化器内科・神経内科・循環器内科・呼吸器内科・外科・リハビリテーション科・総合診療科 |
当院の特長 | 当院は地域医療支援病院として急性期・回復期・慢性期の各機能を持つ病棟を擁しており、益田圏域の医療を支える中核施設です。 医師会立の病院である強みを活かした病診連携により、紹介率は常に90%以上となっております。 |
病院見学 | 病院・施設の見学等も随時受け付けておりますので、ご連絡ください。 |
担当者 | 益田地域医療センター医師会病院 事務長 大石 耕生 [TEL]0856-22-3611 [E-mail]info@masumi.shimane.med.or.jp |
勤務時間 | 午前8時20分~午後5時15分(休憩60分、実労働 7時間55分) ※オンコールでの待機当番あり ※当直:月平均3回程度(土日の日当直は、非常勤医が多くを担当するため平日夜間当直が中心) |
休日 | 完全週休2日制(月単位変形労働時間制) |
休暇制度 | 年末年始6日(12月29日~1月3日)、夏季休暇2日、慶弔休暇、受診休暇(年10日)、子の看護休暇、介護休暇、バースデイ休暇、積立傷病休暇等の制度あり 年次有給休暇 初年度10日付与 |
給与 | 詳細につきましてはお問い合わせください |
福利厚生 | 島根県西部勤労者共済会加入、制服貸与、無料駐車場完備、職員保育所あり 医師住宅あり(世帯用) 職員研修旅行、社会保険・厚生年金 加入 |
福利厚生 | 法人全体479名/うち正職員・准職員数381名(R7.2.1現在) 常勤医師数:11名 |
勤務について | ・非常勤を希望の場合でも優遇いたします。勤務条件についてはご相談ください。 ・育児中の女性医師の方は、勤務時間・日当直等ご相談に応じます。 ・365日、24時間利用可能な職員専用保育所も利用可能です。 |
病院の特徴
医療の効率化
医師会立の病院というメリットを活かし、地域医療支援病院・共同利用施設として、地域のかかりつけ医との緊密な病診連携を実践しています。
- 地域医療支援病院/紹介率 85.8%(令和5年度)
- 高額医療機器・手術室・病室等すべてが共同利用の対象です
へき地医療の確保
地域医療拠点病院として無医地区の医療確保に努めています
- へきち巡回診療 益田市内7か所 年間延べ211回(令和4年度)
機能分化
圏域内では比較的機能分担が進み、急性期に特化する近隣の益田赤十字病院との棲み分けを進めています。当院では主に回復期・慢性期・在宅や健診部門を中心とした役割を担い、地域包括ケアシステムの要として地域内完結率の向上を目指します。
組織内に地域医療介護連携統括部を設置し、病床活用、特に回復期リハ病棟、地域包括ケア病棟、併設の老健施設の有効活用、また地域の介護施設やケアマネと密な連携により、在宅復帰のための課題解消にも取り組んでいます。
医師の負担軽減
勤務医が少ない状況が続いています。医師不足による医師の負担軽減を図るため、特定看護師の養成を進めています(特定看護師4名)。
また、週末の日当直医は、島根大学や鹿児島等から応援を受け、当直回数の低減に努めています。
医師育成の取り組み
合同会社ゲネプロ(代表 山口卓哉医師)と協働し、2018年に「親父の背中プログラム」を立ち上げました。将来へき地や離島での医療を目指す若手医師を招へいし、当院に勤務しながら開業医との連携により自らが学びたい診療スキルが身に着けられる医師としての総合力を養うプログラムです。プログラム開始以来、毎年度若手の医師が巣立っています。
また、大阪府高槻市にある社会医療法人愛仁会高槻病院、大阪医科薬科大学付属病院から、初期臨床研修医の地域医療研修の受入れを行い、2週間から1ヶ月単位の研修プログラムに協力しています。
益田市の紹介
圏域の医療状況
- 地域の開業医、勤務医ともに高齢化が進んでいます。在宅医療の維持・充実を図るため、特定看護師を養成し、医師の負担軽減や在宅医療での活用などの取り組みを検討しています(現時点では当院の看護師不足により、在宅分野まで貢献できていないのが実情です)。在宅医療に取り組む医師の確保は、近い将来、地域的課題となると考えられるため、体制化も含め検討を進めていく必要があります。
当院が求める医師像
- 総合的に内科疾患(入院治療)に対応できる医師
- 健診が担える医師(内視鏡検査・エコー検査および診察)
- 将来、開業を検討されている、へき地・離島などでの診療を目指すなど、医師としての総合力を身に着けるための研鑽の場を探されている医師(親父の背中プログラム)
- 益田で開業を目指したい医師(当院で一定期間勤務し地域の現状把握と医師会員との関係等を深めることができます)。
※後継者がいない医療機関の継承等のご相談もお受けしています。 - これまでの経験を活かし慢性期病棟の疾患管理ができる医師
- 入院管理の他、退院後の患者さんの在宅療養にも積極的に関与したい医師(開業医では管理が難しい在宅療養患者さんの診療を担える医師)
親父の背中プログラム
若手医師のためのへき地医療研修プロジェクト「親父の背中」プログラムを日本医師会が後援!
公益社団法人益田市医師会は、合同会社ゲネプロと共同で開業医による医師不足解消へき地医療研修プロジェクト「親父の背中」プログラムに取り組んでいます。
この研修プロジェクトは常勤医師不足に悩む益田地域医療センター医師会病院に2年間勤務しながら、益田市医師会員のベテラン開業医等を指導講師として、耳鼻咽喉科や整形外科、皮膚科、へき地医療など7つの診療科から参加者が学びたいプログラムを構成、「匠の技」を修得するものです。

救急医療・総合診療を専門とし、へき地医療の先進的な教育プログラムを展開する合同会社ゲネプロ代表の齋藤学医師との強力タッグで実現しました。
現在、常勤勤務医不足に悩む益田地域医療センター医師会病院ですが、全国初の試み「親父の背中」プログラムによって、益田を舞台にへき地医療を志す医師が数多く集結し、地域医療を守りながら熟練の技を継承し巣立っていく。そんな良好なサイクルが築けるものと期待しています。

お問い合わせ
公益社団法人益田市医師会立
益田地域医療センター医師会病院
事務長 大石 耕生
〒699-3676 島根県益田市遠田町1917番地2
電話 0856-22-3611(代表)
E-mail:info@masumi.shimane.med.or.jp