リハビリテーション
リハビリ通信

ロコモティブシンドロームの原因となる腰痛・膝痛

日本では、平均寿命が延びている一方で、運動器の障害によって、日常生活に支援や介護が必要となる方が増加しています。介護が必要となった主な原因の約36%を運動器の障害(高齢による衰弱、骨折・転倒、関節疾患)であり、全体で一番多い原因となります。平均寿命が延びている分だけ、運動器の健康を長く保ち続ける必要があり、ロコモティブシンドロームを予防するための生活習慣が推奨されています。
このロコモティブシンドロームの原因の中に、腰痛・膝痛が含まれています。

このような姿勢で、過ごされていませんか??

このような動き、普段されていませんか??

背中や膝が丸くなった姿勢が続くと。。。関節へ与える負担が強まり、痛みの原因に繋がります。ずばり、重要なのは『股関節の柔らかさ』です。

日常生活で役立つ、股関節の動き

普段の生活の中での動きや、ストレッチなど、股関節の柔らかさを保ちましょう。
※下図はストレッチの一例です

ポイント

  • 上半身をひねり壁などを押すようにする。
  • 踵は上がっても構わない。
  • 指先で床を押すようにする。

ここで紹介したものはほんの一例です。腰痛や膝痛の原因は股関節の受難性以外にも様々な原因が考えられます。かかりつけの医師やリハビリ専門職にご相談ください。