くにさき苑

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2007.04.01 栄養ニュース

栄養ニュース21号「食べやすい介護食の作り方」

食べやすい介護食の作り方

高齢者にとって、食事は生活の中の数少ない楽しみの一つですが、加齢とともに、噛む力が弱くなったり、唾液の分泌量が減り飲み込みにくくなったりします。そのため、高齢者それぞれの状態に併せた食事にする必要があります。介護食の作りかたのポイントを抑えて、高齢者に毎日おいしく食事を食べてもらいましょう。
 

まずは高齢者の食べやすい食材選びをしましょう。そして下ごしらえをして噛み切りやすく・飲み込みやすくする工夫をしてみましょう。
調理方法が同じなら、下の表を参考に、なるべく食べやすい・飲み込みやすい食材を選びましょう。硬い食材や繊維の多い食材も、それぞれに下処理を加えて調理すれば、はるかに食べやすくなります。
 

食品分類別の食べやすさ・食べやすくなる調理のコツ


 
その他、調理方法にも工夫してみましょう。
二度調理にすると硬い食材も食べやすくなります。例えば、まず焼いたり揚げたりしてから煮れば、煮崩れしにくく、軟らかくなります。煮込み料理なら圧力鍋を使用すると、硬い素材も短時間で軟らかくなります。炒め物をするときは、一度材料をゆでておくと、軟らかくなります。

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