医師会病院

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2011.04.04 リハビリ通信

家事について

 今回は、家事動作について考えていきたいと思います。
 

家事とは

 在宅での生活を送るうえで、毎日繰り返し行われるものであり、調理や洗濯はもちろん、掃除、育児などたくさんあります。その為、よりスムーズに効率的に、そして安全に行われる必要があります。
 

家事遂行時のポイント

  • ・手の届く範囲に道具を置き、動線を短く。
  • ・周囲の環境(壁やテーブルなどの安定性があるもの)を利用して、楽な姿勢で(もたれて立つ等)行う。

 

 家事を行っていくうえでのポイントを簡単に挙げましたが、個々人によって安全な環境は違ってきます。立っているのが不安定な方、片手で動作を行う方の場合など、その方が安全に行える姿勢、動作方法を検討し、行うことが大切だと思います。
 

布団シーツの出し入れ

 

掃除


 この方の場合、掃除機を使用するときには、安定している物(テーブル等)を伝いながら移動を行います。
このときには、自分と掃除機の位置などを考えながら行うと、転倒する危険性も少なく、立ってでも安全に動作ができています。
 

 足や手に不自由さはあっても、環境や手順、道具を使用することなど、少しの工夫で効率的に安全に行うことができます。
どうしたら、上手くできるのか…?わからなくなったときには、気軽に御相談下さい。

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