医師会病院

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2017.10.01 リハビリ通信

小児リハビリテーション

はじめに

 当院では、小児疾患のリハビリテーションも外来通院で行っています。私たちは小児リハビリテーションをする際に、評価(患者様の身体的状況の把握)の一つとして発達の様子を確認します。その指標となる一般的な発達段階の一部と、私たちが小児リハビリテーションで使用する小児訓練室を紹介させて頂きたいと思います。
 

運動機能の発達段階

乳児期

全体の大きな動きから、少しずつ自分自身の気持ちで細かな動きへ発達していきます。また、無意識に起こる反応や姿勢の発達が大きく関連しています。
 


0~2か月:手のひらを触ると握り返す等の反応が見られる時期
 


2~5か月:首が座り始める時期
 


5~8か月:寝返りをし、移動するための準備
 


8~12か月:座った姿勢から立つ等の様々な姿勢になる
 

当院の小児訓練室の紹介

 小児訓練室では主に、外来通院でのリハビリテーションで来られる小児分野の患者様がリハビリを実施しています。また、必要に応じて小児訓練室ではなく、機能訓練室へ移動し練習も行っています。
 

小児訓練室の入口

室内の様子

姿勢保持をするための器具

 

おわりに

 今回紹介させて頂いた小児の成長段階時期については、個人差や様々な見解がありますので、あくまでも一つの目安としてご参考にして下さい。
石西地区には小児リハビリ分野を専門とする病院はありませんが、当院では他病院・施設からの紹介を受け、外来通院での小児リハビリテーションを行っております。

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