くにさき苑

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2007.02.01 栄養ニュース

栄養ニュース20号「風邪」

風邪

風邪流行の季節になりました。風邪が引き金となり、余病を引き起こすと重大な病気を招くことがあります。風邪の予防と治療には「休養」「睡眠」「保湿」「栄養」が大切です。栄養バランスのよい食事をとり風邪を予防しましょう。
 

食事のポイント


風邪をひいた時は、体の温まる温かく、水分の多い食事を食べましょう。汁物や鍋物などがお勧めです。栄養源としてはたんぱく質やビタミンを十分に補えるようにしましょう。
 


たんぱく質は熱や咳で弱った体の回復に働き、体内の代謝を活発にし体を温めてくれます。たんぱく質は肉類・魚介類・卵・豆腐・乳製品などに多く含まれます。
 


ビタミンの補充も十分にしましょう。
ビタミンAはのどや鼻の粘膜を強くします。食材では、うなぎ・レバー・緑黄色野菜(人参・小松菜など)に多く含まれます。
ビタミンB1は熱で衰えた食欲を回復させる働きがあります。食材では、豚肉・うなぎ・大豆・ねぎ・にらなどに多く含まれます。
ビタミンCは風邪のウイルスに対する抵抗力を高めてくれます。又、熱が出るとビタミン類の 消耗が激しく、ビタミンCが特に必要です。食材では、イチゴ・みかん・キウイフルーツなどの果物やブロッコリー・キャベツ・小松菜などの野菜に多く含まれます。
 

風邪を引いたときのおすすめ料理

しょうがの働きで体がポカポカと温まります。

しょうが粥(材料)

米1合
しょうが…………15g
油揚げ……………30g
小松菜……………30g
塩小さじ………..1/2
薄口しょうゆ…小さじ1

 

作り方


1.米は洗って分量の水に30分以上浸水させます。
2.しょうが、油揚げは千切りにし、小松菜は1cm幅に切ります。
3.鍋に米と水、しょうが、油揚げを入れて火にかけ、沸騰したら弱火にして約30分炊きます。
4.おかゆが炊き上がる前に小松菜、調味料を加えて小松菜が軟らかくなったら火を止めて出来上がり。

 


★のどが痛い時、咳がでる時・・・
のどを刺激しないなめらかで口当たりの良いものがお勧めです。のどを刺激する香辛料(カレー粉・わさびなど)は避けましょう。また、固いものやさらさらした水気の多いものは、のどを刺激してむせる原因にもなりますので、茶碗蒸しや湯豆腐、ゼリー、ポタージュスープなどとろりとした口当たりのものを食べましょう。
 

★熱がある時・・・
水分を多く摂りましょう。水分とビタミンCを同時にとれる果物のジュースなどで補給しましょう。食事が摂れない場合は市販のスポーツドリンクなどでもよい

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