くにさき苑

くにさき苑

お知らせ
Info

2006.06.30 栄養ニュース

栄養ニュース18号「脱水予防」

脱水予防

成人の体は約60%は水分です。高齢になると体に蓄えられる水分量が少なくなるため、個人差はありますが50%くらいまで低下してしまい、脱水症を起こしやすくなります。特に、夏場は体温調節のために汗をかいています。早期発見・早期対応で脱水症を予防しましょう。
 

こんな症状があれば脱水症を疑って!


・唇・舌・皮膚が乾燥している
・微熱がある
・乾燥している
・もうろうとしている
・食欲がない
・下痢・嘔吐した
・尿量が少ない
・行動がいつもと違う
このような症状が見られたらすぐに病院へ。早急に治療を受けないと命の危険も!!
 

1、筋肉が少ない=体内の水分が少ない
主に、筋肉に蓄えられている水分が燃えて体内の水分バランスを調節します。加齢とともに筋肉量は減っています・・・・
 

2、腎機能が低い=老廃物を捨てづらい
腎機能が低くなると老廃物をおしっこと一緒に排泄しようとするのにもたくさんの水(尿)が必要。トイレが近くなると困る、おむつ交換が大変・・などと控えると尿毒症にもなる危険が!
 

3、のどの渇きを感じにくい
若いころからの習慣であまり水分を取らない人は要注意!
 


 

脱水症の予防 しっかり食べてこまめに飲む


食事から1000ml、飲み物から1000mlを目安にしよう!

 

1、主食+主菜+副菜の組み合わせで1日3食規則正しくまず食べること!
この組み合わせでしっかり食事を取ると1日で約1000mlの水分をとることができます。
また、日ごろから食事量に注意して、食事量が減っているときは、意識して間食の時間を設けて分けて食べるよう工夫をしましょう。
 

2、毎食事、10時、15時にはゆのみ1杯ずつの水分補給を!!
お茶や牛乳、ジュースなどをコップ1杯ずつは補いましょう。
糖分の多い飲み物は食欲を低下させることがあります。場合に応じてとるようにしましょう。
 


ゼリー状、とろみ状などで、まとまりを作っての水分補給をおすすめします。プリン、ババロア、ムースなど、また最近ではパウチタイプのゼリー飲料も市販されていますので取り入れても良いでしょう。
 

ページの先頭へ