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2015.02.01 栄養ニュース

栄養ニュース51号「特集!!花粉症」

花粉症に悩まされる方にとっては、つらい季節になってきましたね。
今年はスギ花粉の飛散量が平年よりやや多めと予報されています。
対策としてマスク、めがねなどが有効ですが、食べ物によって症状を和らげる効果もありますので、食生活からも花粉症対策をしてみてはいかがでしょう。
 

花粉症はどのように起こるの?


1.花粉が目や鼻から入ってくる
2.リンパ球が花粉を侵入者として認識し、IgE抗体(※1)をつくる
3.再び花粉が侵入すると鼻や目の粘膜にある肥満細胞の表面にあるIgE抗体と結合
4. 肥満細胞からヒスタミン(※2)などの化学物質が分泌される
(※1)免疫に関係したたんぱく質のひとつで、アレルギー反応を引き起こす物質
(※2)アレルギー症状を引き起こす物質

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ヒスタミンなどが過剰に反応することで・・・
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くしゃみ、鼻水、目のかゆみなど、花粉を体内に入れないよう防御する症状がでる
 

花粉症予防に効果的な食品


◎りんご・・・りんごに含まれる水溶性食物繊維ペクチンにはアレルギー抑制効果があります。◎ブロッコリー・・・花粉症に効き目があるといわれるαリノレン酸、αリポ酸が含まれています。(カリフラワーにも同じ効果があります。)

◎れんこん・・・れんこんに含まれるタンニン、ポリフェノールの成分にはアレルギーを抑える効果と免疫を活性化する効果があります。

◎ヨーグルト・・・乳酸菌やビフィズス菌は花粉症の症状を抑制する働きがあります。腸内環境を整えておくことも有効であると言われています。

☆いずれも即効性はありませんので、日頃からコツコツと取り入れましょう
 

予防に効果的な食品を取り入れながら、バランスのよい食事を心がける、決まった時間に食事をするなど規則正しい食生活を送り、体調を整えてお くことも大切です。
※花粉症症状の改善がみられない場合は、早めに専門医の受診をお勧めします。
 

栄養ニュース51号

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