くにさき苑

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2013.06.01 栄養ニュース

栄養ニュース44号「特集!!夏の食中毒対策」

気温や湿度が高くなる夏場は食中毒が発生しやすくなり、特に体力の落ちている高齢者は重篤な状態になりやすいため注意が必要です。
食中毒を防ぐには、食中毒菌を「付けない・増やさない・やっつける」が3大原則です。家庭でできる食中毒予防のポイントをまとめましたので、習慣にして食中毒の発生を防ぎましょう。
 

食中毒予防の6つのポイント


参考:厚生労働省 食中毒に関する情報
「家庭でできる食中毒予防の6つのポイント」

 

1.食品の購入
■生鮮食品は、消費期限を確認し、新鮮なものを購入する。
■肉・魚は分けて包む。
■できるだけ時間をかけずに持ち帰る
 

2.家庭での保存
■購入したものは、すぐに冷蔵庫・冷凍庫へ!
■肉・魚は汁が漏れないように包んで保存する。

冷蔵庫は10度以下、冷凍庫は-15度以下を目安に!

 

3.下準備
■作業前、作業中、こまめに手洗いする。手拭きは清潔なものを使用する。
■生のまま食べる野菜・果物・魚介類などは流水でしっかり洗ってから調理する。
■肉・魚など加熱するものは、生のまま食べるものとは離して調理する。
■冷凍食品の解凍は室温ではなく冷蔵庫で行う。

手指に怪我がある場合は、調理に携わらないようにするか、使い捨ての調理用手袋を利用するようにしましょう。

 

4.調理
■加熱を十分にする。目安は中心部分の温度が75度で1分以上。

中心までしっかり加熱!

■調理を一時中断する場合や、調理後すぐに食べない場合には、食品を室温に放置せず冷蔵庫へ。
■使用後の調理器具やふきんはよく洗って乾燥させる。特に、肉・魚を切ったまな板・包丁は洗って熱湯をかけておくとよい。また、定期的に漂白剤などで殺菌する。

調理器具は清潔に!

 

5.食事
■食事の前に手洗いする。
■盛り付けは清潔な食器等を使う。
■料理を長時間室温に放置しない。
 

6.残った食品
■時間が経ち過ぎたり、ちょっとでも怪しいと思ったら、思い切って捨てる。
■温めなおす時は、十分に加熱する。
■手洗いした後、清潔な食器等を使って保存する。

お弁当やお惣菜の残りなど、調理して時間が経ったものには十分注意して、消費期限内に食べるようにしましょう。
食中毒に十分注意しても、もし腹痛や下痢、吐き気など食中毒症状があれば、すぐにかかりつけ医に相談しましょう。

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