便秘予防メニュー

高齢者は便秘に悩まされる例が多く、便秘により本人の苦痛や栄養障害はもとより、介護の手間とコスト面で問題が大きいといわれます。その原因と対策について特集します。

高齢者の便秘の原因と対策

活動量の低下や加齢により腸が便を押し出すぜん動運動の力や、腹筋の力の低下により、弛緩性便秘が多くなります。

適度な運動・規則正しい食生活

食欲が低下しやすく、摂食量も全体的に減少･･･食物繊維の摂取も減り、さらに便秘になりやすい、という悪循環に陥ることになります。

気の合う人と楽しく食卓を囲むなど

年を重ねると腸内の善玉菌と悪玉菌のバランスも崩れやすくなります。特に，悪玉菌の増加は年を取るほど顕著になっていきます。

ヨーグルトや乳酸菌飲料を毎日の食事に！

基本は3度の食事を主食＋主菜＋副菜のバランスで規則正しくとることです。
食物繊維や乳酸菌のほか水分補給も大切ですので、朝起きてすぐ、毎食時、10時15時などにコップ1杯ずつは水分補給をしましょう。

食物繊維たっぷりのメニューです。材料(2人分)

1.里芋は皮をむいて4等分、干ししいたけは水で戻し2cm角、にんじん・れんこんはいちょう切り、ごぼうは乱切り、鶏肉・厚揚げは一口大に切ります。
2.鍋に油を入れ、鶏肉を弱火で炒め肉の色が変わったらだし汁を入れ、そのほかの具を入れて煮ます。調味料を入れ、やわらかくなるまで煮て味をととのえます。

腸内細菌の活性化にオリゴ糖を入れてもいいですね。材料(2人分)

1.器にみかん缶、ヨーグルトを入れます。甘さはお好みで。
2.ジャムを添えます。

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