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多くの皆さんが少なからず経験したことがあるのではないでしょうか。 ひとくちに「頭痛」といっても原因はさまざまです。多くの場合、いのちの危険に及ぶことはありませんが、なかには緊急を要することもあります。また、同じ種類の頭痛でもひとそれぞれでその性質は少しずつ違い、治療方法や使う薬が異なることもあります。 今回は、頭痛の種類や原因について、放置してはいけない場合についてお話します。
頭痛には大きく分けて2種類あります。 ①特に頭痛の原因となりそうな病気がないのに起こる頭痛(1次性頭痛) ②頭痛の原因となる病気を伴ったもの(2次性頭痛)
①は、いわゆる「頭痛もち」の頭痛を指します。頭や体に病気はありませんが繰り返し頭痛が起こり、ひどい場合には寝込んでしまうこともあります。しかし命に別状はありません。「片頭痛」「緊張型頭痛」「群発頭痛」といった頭痛が含まれます。日本には、いわゆる「頭痛もち」の方が約3000万人いるといわれています。
②は、原因となる病気はいろいろあります。鼻や耳の病気、顎関節症、精神的な病気などで起こることもあります。頻度は高くないのですが、なかにはくも膜下出血などの脳出血、脳腫瘍、髄膜炎等、放置すれば生命の危険に及ぶような病気も含まれています。
実は脳そのものは痛みを感じません。脳をとりまく膜や血管、頭をささえる筋肉などが主に痛みを感じる部位となります。そういうわけで、脳の病気でもかなり大きさが大きくならないと症状がでない場合もあります。
こんな場合はすぐ病院を受診することをお勧めします。
頭痛もちの方も、普段と違う頭痛が出たら医師に相談しましょう。 くも膜下出血などの脳出血の中には、血管の異常などが原因で、年齢に関係なく若い人でも起こる場合があります。20代の若いモデルさんや30代の野球監督さんが脳出血で命を落とされたことが記憶に新しいと思います。たかが頭痛、と放置せずにすぐに対処しましょう。
文責 内科 石﨑 公郁子
島根県益田市遠田町1917-2
島根県益田市遠田町1956-8