益田市医師会

益田市医師会

OUTLINE概要

益田市医師会は、会員が一丸となって地域医療発展のために努力しています。とりわけ昭和61年に設立した益田地域医療センター医師会病院は、地域医療の発展に思いを寄せる会員の血と涙の結晶であり、今後もこの病院を中心に時代の要請である保健・医療・福祉の充実発展に貢献していきます。

会 長
神崎 裕士

副会長
澄川 学  松本 祐二

現会員数
(平成31年3月1日現在)
甲会員 42人  乙会員 43人

GREETING会長挨拶

神崎会長写真

「当医師会は支援と協力を惜しみません。」

益田市は島根県の西の端にあり山口県や広島県と隣接し、島根県最大の面積を有しておりますが山野率が90%近くを占めています。近接の大学病院は時間的にも距離的にも遠く、圏域の周辺地区はアクセス面で大変不便で医療・介護サービスが届きにくいなど厳しい地理的環境下にあります。また現在の島根県総人口が約70万人であるのに対し益田市は約4.8万人で、少子高齢化の傾向は強く、2010年すでに益田市の65歳以上の高齢化率は30.6%に達し全国数値より約15年先を進んでいます。
このような環境のため、医療の地域完結をめざし昭和61年5月、当時ではまだ数少ない共同利用施設を持つ開放型病院として益田地域医療センター医師会病院(163床)を設立し開業医への施設利用・医療レベルの向上を支援してきました。また地域のニーズを考え、平成7年から各居宅支援事業を開始、平成8年には益田市立介護老人保健施設(99名)を開設、平成12年に療養型病床群(医療型44床・介護型44床)を開設、平成16年にリハビリテーションセンターとして回復期リハビリテーション病棟(44床)・特殊疾患病棟(48床)を設置し、リハビリテーション部門の整備充実を図りました。
特徴はこれら急性期から回復期、慢性期に至る各機能病棟と中間介護施設を一カ所に集中して機能集約が図れたこと、この地域の特殊性から医療・介護・リハビリの連携の必要性を当初から認識して進めてきたことで、ある意味ではこの時点ですでに地域包括ケアシステムの形はできていると思えます。

この間、医師会病院は「地域医療支援病院」指定(平成10年)、「地域医療拠点病院」指定(平成15年)をうけ巡回診療も含め一貫してへき地診療もおこなってきました。同時に圏域周辺地の美都地区、匹見地区の医療はそれぞれ会員開業医により支えられてきています。
そのような中、当医師会は公益法人化にふみきり、平成24年4月1日「公益社団法人益田市医師会」に認定されました。これは医師会としての長年の取り組みが、地域の方々のニーズに根差したものであり、真に公益機能を果たし、地域セーフティーネットの核になっていると認められたためと思います。全国の医師会としては4番目、中国四国地域では初めての公益社団法人認定となりました。
この公益法人化を機に当医師会はこの圏域の抱える全体的な問題点を改めて明らかにし、医療、介護を通じて将来安心して住める地域を作るための諸条件を検討した中長期的計画を作成し3年ごとの見直しを含め計画を進めています。

同じ時期、国の医療政策として2025年の「地域医療構想の策定」を目指し、各地域の病床機能分化・分担、地域包括ケアシステム構築への取り組みが提示されました。推進の趣旨にもありますが「地域の特殊性にのっとった独自の医療構想」が重視されています。そのために当医師会も、開業医の先生方・各医療機関・介護・行政・隣接地域との調和を図りつつ、当医師会で検討してきた中長期計画も参考に、協力体制の構築に積極的に協力をするつもりです。
病床機能分化・再編においては、当医師会の現在の資源、人材を把握し、この地域の人口動態推移を考えた結果、この圏域で我々がなすべき、かつ出来得る役割分担として、一部救急なども含む急性期医療、急性増悪も念頭に置いた慢性期医療、在宅復帰のための医療・介護・リハを用いた回復期医療に重点を置いて責任を果たしていきたいと考えています。

高齢化が進むにつれ、在宅医療へのシフト、介護・リハビリの支援は不可欠と考えます。そして今ある当医師会の包括ケアシステムの効果的稼働が重要と考えます。
そのため平成27年「在宅医療介護連携・研修センター(以下南棟)」設立、次いで「地域医療介護連携統括部(以下統括部)」を設置いたしました。
「南棟」は3階建てで、これまで分散されていた各在宅事業部を1階のワンフロアに集結して在宅医療と介護連携の拠点とし、各業務の連携強化・効率化をはかりました。2階,3階は各職種の育成と、情報発信を目的としており、看護学生の研修・実習の支援、医療や介護人材の育成、多職種への研修の場となっています。
さらに「統括部」を設置し、医療関係の窓口として地域連携室、医療介護関係の窓口として医療介護相談室の両者を統括し情報を一元化し、医師会組織を全体的視野でとらえて入退院、入退所、在宅支援など、複雑化した医療機能と介護機能の効果的なマネージメントの提案、実行を行うことを目的としています。

昨今の医師、看護師、介護士など関連職種の不足は当医師会も他の地域同様深刻な問題となっています。しかし医療にかける情熱を持った医師や、看護師にとって、この地域は医療や介護の原点に触れ実践できる地域であり、つまり医療、介護、リハビリ、医療経営、開業など多様な分野の受け皿を当医師会は持っており、行動すれば得るものは必ずあると思っています。この医師会の資源を利用し、包括ケアシステムを大きく推進させ、各人のスキルアップと思い描く医療、介護の実現に一緒に努力してみませんか。

会 長 神﨑 裕士

HISTORY沿革

昭和35年10月 1日
社団法人設立認可
昭和36年 4月 1日
医師会館及び准看護婦学校設立(須子町)
昭和54年 4月 1日
  • 島根県立石見高等看護学院開校、同学院の管理運営受託
  • 同学院に医師会館併設(乙吉町)
  • 准看護婦学校閉校
昭和61年 5月 1日
  • 益田地域医療センター医師会病院設立(遠田町)
  • 診療科目:内科・循環器科・外科・整形外科・小児科・放射線科 ・リハビリテーション 科・麻酔科(ペインクリニック)
  • 病床数:160床 (平成5年6月まで138床)、敷地面積:26,751㎡、建物延面積:8,697㎡
  • 石見高等看護学院併設医師会館閉鎖
平成 5年 4月 1日
益田地域産業保健センターの業務委託
平成7年度
島根県保健医療計画において益田地域医療センター医師会病院が第2次医療圏(益田圏域)の中核病院に指定される。
平成 7年 4月 1日
益田市立在宅介護支援センター受託開設
平成 7年10月 1日
益田市ホームヘルプ事業受託開設
平成 7年 8月 1日
医師会立訪問看護ステーション開設
平成 8年 4月 1日
益田市立老人保健施設「くにさき苑」が益田地域医療センター医師会病院に併設、同施設の管理運営受託
平成10年10月30日
地域医療支援病医院として島根県知事から承認
平成11年 4月 1日
島根県立石見高等看護学院 昭和町新校舎に移転
平成12年 4月 1日
介護保険法の施行に伴い、益田市美濃郡医師会訪問看護ステーション、益美医師会居宅介護支援事業所、益美医師会ホームヘルプ事業所と名称変更し届出
平成12年 5月 1日
療養型病床群88床開設(医療保険適用44床・介護保険適用44床)
平成16年 5月 1日
リハビリテーションセンター開設
平成16年11月 1日
社団法人益田市美濃郡医師会より社団法人益田市医師会に名称変更
平成17年 4月 1日
益田市より益田市国民健康保険診療施設美都診療所の指定管理者に指定された
平成18年 4月 1日
益田市医師会職員保育所(さくらんぼ保育所)を医師会病院内に開設 益田市より益田市立介護老人保健施設くにさき苑の指定管理者に指定された
平成18年11月19日
益田市医師会45周年記念「益田市医師会史」発行、記念式典開催
平成19年12月20日
院長住宅建設
平成20年 3月 1日
益田市医師会職員保育所(さくらんぼ保育所)の専用施設建設
平成23年 3月31日
益田地域産業保健センターの業務委託契約終了
平成24年 3月21日
島根県より公益社団法人として認定される
平成24年 4月 1日
公益社団法人益田市医師会の設立
平成25年 3月25日
医師住宅2戸建設
平成26年 2月27日
公益社団法人益田市医師会中長期計画(基本計画・実施計画)が完成し、中長期計画発表会を開催
平成26年 2月28日
医師住宅1戸購入
平成26年 3月21日
益田地域医療センター医師会病院職員宿舎「エスペランサわかば」10室建設
平成27年 1月 1日
医師会病院3階病棟(57床)を地域包括ケア病棟に転換(一般病棟106床へ)
平成27年10月 1日
在宅医療介護連携・研修センター開設
平成27年11月 1日
地域医療介護連携統括部開設
平成28年 7月 1日
益田市医師会臨床検査センター開設
平成30年 3月31日
益田市立在宅介護支援センター受託終了
平成30年 4月 1日
益田市東部・中部地域包括支援センター開設(益田市より運営受託)
平成30年 4月 1日
若手医師育成プロジェクト「親父の背中プログラム」の開始
平成30年 6月18日
ポプラ益田医師会病院店の開店

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