0856-31-0545
益田市医師会は、会員が一丸となって地域医療発展のために努力しています。とりわけ昭和61年に設立した益田地域医療センター医師会病院は、地域医療の発展に思いを寄せる会員の血と涙の結晶であり、今後もこの病院を中心に時代の要請である保健・医療・福祉の充実発展に貢献していきます。
この度、2020年6月18日に開催した公益社団法人益田市医師会の定時総会において、社団法人認可後20代目となる益田市医師会の会長に選任されました。 益田市医師会は、1960年10月1日に「社団法人益田市美濃郡医師会」として発足して以来、本年で60年を迎えます。この間、保健・医療・福祉を通じて地域へ貢献するというゆるぎない哲学のもと、地域のニーズに耳を傾け、安心して住める地域づくりを目指し施設整備や新しい事業への参入を行ってまいりました。
1986年には、この地域内での医療完結を目指す医師会員の熱い想いを実現すべく、医師会員による共同利用施設として益田地域医療センター医師会病院を開院し、その後、1996年に益田市立介護老人保健施設「くにさき苑」(開設当時は老人保健施設)の運営を受託、2000年に療養型病床群「ふたば棟」、2004年にリハビリテーションセンターを開設し、2020年2月には介護療養型医療施設を転換して「介護医療院ふたば」を開設いたしました。この他にも、国保診療施設「美都診療所」や益田市内6か所のへき地診療所、島根県立石見高等看護学院、益田市東部・中部地域包括支援センターの運営など多くの事業を行っています。
また、医師会員は、日頃の診療活動に加え、就学前の乳幼児保健、学校保健や産業保健活動等、地域の保健活動にも参画し、地域の皆様が安心して暮らせるよう様々な活動を行っています。
今回の就任にあたり、これまで地域の皆様から信頼され愛される当医師会を築いてこられた先輩方の努力を礎に、今後さらに進む社会構造の変化や医療・介護を取り巻く状況の変化を見通し、将来に向けた益田地域の様々な課題を医師会員とともに解決できるよう取り組んで参りたいと考えております。
会 長 松本 祐二
ページの先頭へ