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2020.10.31 健康食の鉄人

にんじんサラダ パセリソース ~嚥下調整食編~

 摂食・嚥下(噛む力・飲み込む力)が低下しても、軟らかさや食べ物の形態を工夫すれば食事を楽しむことができます。
この~嚥下調整食編~では「嚥下調整食学会分類2013」を元にコード1-j(ゼリー形態)からコード2-1(トロミ形態)に対応する食事の作り方を紹介していきます。

 

トロミ形態 ゼリー形態

カリウムが豊富なキャロットジュースで作る手軽な嚥下調整食です。
さっぱりとした味でぱくぱく食べて、むくみを予防することも期待できそうですね。
食材提供:日清医療食品
 

材料(4食分)


キャロットジュース…………………120g
リンゴジュース………………………80g
ノンオイル青じそドレッシング……12g
※トロミ剤(ソフティアs)………5.2g
※ゲル化剤(ソフティアG)…………4g
 


パセリ…………………………………2g
水………………………………………40g
トロミ剤(ソフティアs)…………1.2g

栄養成分1食分 トロミ形態

エネルギー………24kcal
たんぱく質………0.2g
炭水化物…………5.8g
食物繊維…………0.5g
塩分………………0.3g
カリウム…………126mg

 

作り方

※トロミ形態の場合はトロミ剤(ソフティアs)5.2g使用、
 ゼリー形態の場合はゲル化剤(ソフティアG)4g使用

調理


1.トロミ形態の場合は、Aのジュース、調味料を容器に入れ、トロミ剤(ソフティアs)を加えよく撹拌し、トロミ剤が溶けたらしばらくおいてトロミが安定するのを待ちます。
 ゼリー形態にする場合は、Aのジュース、調味料を鍋であたため、ゲル化剤(ソフティアG)を加え撹拌しながら85℃以上になるように加熱し、ゲル化剤が溶けたら型に移して冷やし固めます。
2.Bの材料でソースを作ります。パセリは葉の部分をミキサーに入れ、水を加えて撹拌します。トロミ剤(ソフティアs)を加えさらに撹拌します。
3.器にAのにんじんサラダを盛り付け、Bのパセリソースを添えます。
 

※トロミ剤、ゲル化剤は商品により分量、作り方が異なる場合があります。
※ソフティアGで作ったゼリーは60℃まで温めることができます。

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